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YESを勝ち取る伝え方

ベルギー在住のコンサルタントが伝授する世界で使えるコミュニケーションの秘訣

採用担当者に読んでもらえる英文履歴書の10秒ルール

英文履歴書

私は日本とベルギーで、採用チームの一員となり、応募書類に目を通して候補者を選び、その候補者の面接を担当したことがあります。履歴書を目の前にして、採用担当者は何をしているのか、私自身の経験と、他の採用担当者から聞いた話を総合して、お伝えしましょう。

 

採用担当者は1つの案件に対し、何十通もの応募書類に目を通さなければなりません。通常、提出書類は履歴書とカバーレターの2点ですが、採用担当者の中には、「カバーレターは一切読まない」という人もたくさんいます。つまり、履歴書だけは、確実に採用担当者の目に触れるため、履歴書を読んでもらえるかどうかが、「選ばれる」かどうかを左右すると言えるでしょう。

 

しかし、何十通もの応募書類をかかえた採用担当者は、一つ一つの履歴書をじっくり読み込む時間はありません。ですから、「選ばれる」ためには、採用担当者が探している情報を見つけやすく加工した履歴書を、提出しなければなりません。

 

提出された履歴書を手にした採用担当者は、まず、これまで働いた企業名と役職を見て、職歴のおおまかな流れをつかみます。このとき、企業名や役職が目立つように書かれていない履歴書は、職歴の流れをつかむのに時間がかかり、読みにくい履歴書だという印象を与えます。

 

職歴のおおまかな流れをつかんだところで、次に、どんな仕事をしてきたのかの説明の部分を見ます。特に直近の仕事内容に、採用担当者が探している案件に必要な要件を満たすような記載がない場合、履歴書を読み続けることはほぼありません。

 

ここまでおよそ10〜15秒の作業です。

 

つまり、採用担当者が履歴書を手にしてから、10秒以内に重要な情報が目に飛び込んでくるような履歴書でないと、そのあと読んでもらえる可能性が低くなってしまうということです。10秒で切られてしまうのは、採用担当者が探している情報が全く見つからない履歴書です。

 

では、この10秒を制するにはどうしたらいいのでしょうか。

 

それは、採用担当者が履歴書を手に取ったときに、見てもらいたい情報が採用担当者の目に飛び込んでくるようにすればいいのです。私の経験上、そのような履歴書は、すっきりとしていて見やすい、美しい履歴書です。美しい履歴書には、いくつか法則があります。次回は、その法則についてお伝えしましょう。