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YESを勝ち取る伝え方

ベルギー在住のコンサルタントが伝授する世界で使えるコミュニケーションの秘訣

経歴はアクション・ワードで箇条書きに

英文履歴書

経歴を書く際には、「実績を具体的に書く」と前回お伝えしました。通常、経歴は文章で書くのではなく、箇条書きで記載します。その際、それぞれの箇条書きは、過去形の動詞で書き始めます。なぜ過去形かというと、経歴は過去の実績について書いているからです。

 

唯一の例外は、現在の経歴の説明の中に、まだ完了していない作業中の実績を書く場合です。その際には、現在進行形の動詞で書き始めます。

 

経歴を説明するために使用する動詞は、アクション・ワード(action words)、または、アクション動詞(action verbs)と呼ばれる、スキルや経験を説明する動詞を使います。どのような動詞があるのかを調べるには、ミシガン州立大学の就職支援課がまとめたページが参考になります。

 

例えば、就職して間もない頃、「報告書を書く」ことが仕事の中心だったとしましょう。普通に訳すと、「Wrote reports」ですね。しかし、前回お伝えした通り、どんな報告書を書いて、どんな成果があったのかも考慮しながら、このページを見ていくと、「報告書を書く」という仕事にも様々な動詞が使えることがわかります。

 

Analyzed monthly usage of printers and identified & reported a cost-cutting opportunity (プリンターの月々使用量を分析して、費用削減の可能性を見出し、報告した)

 

と書くと、「報告する」というコミュニケーション能力(communication)の他に、「分析する」という分析能力(analytical)と、「見出す」という問題解決能力(problem solving)のスキルがあると示すことができます。

 

先ほどのミシガン州立大学のページを見ると、(カッコ)内に記載したグループにそれぞれ、analyzed, identified, reported という単語を見つけることができます。

 

履歴書の経歴を書く前に、応募しようとしている案件の職務内容(job description)が、どのようなアクション・ワードを使って書かれているのかも調べてみましょう。そうすることで、その案件がどのようなスキルを特に重視しているのかがわかるので、同じグループの動詞の中から、自分の経歴をより良く説明できるものを選べばいいのです。

 

その際、同じ単語を使うことはなるべく避けましょう。アクション・ワードを駆使して、実績を色鮮やかに表現してみてください。