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YESを勝ち取る伝え方

ベルギー在住のコンサルタントが伝授する世界で使えるコミュニケーションの秘訣

英文履歴書の典型フォーマット

英文履歴書

典型的な英文履歴書は、次のような情報で構成されています。

  • 個人情報(名前、住所、電話番号、メールアドレス)
  • 職歴
  • 学歴
  • その他(使用可能言語、資格、趣味、ボランティア活動、会員情報など)

 

採用を行っている国がどこかによっては、個人情報に、生年月日、家族構成、既婚・未婚の情報を加え、顔写真をつけることもあります。一方で、このような情報を提出することが、採用プロセスの中で差別を生む可能性があるという考えが強い国(アメリカなど)では、こういった情報が書かれた履歴書を嫌がるので、注意が必要です。

 

最初の10秒を切り抜けて、採用担当者が履歴書を読み進めた場合、最後に目に入るのは、使用できる言語や資格、趣味などの欄です。ここに記載する情報は、面接の中で確認されることが多いため、決して「盛って」書かないように気をつけましょう。

 

使用可能言語

使用可能言語は、使えるレベルを明記します。ヨーロッパでは、Common European Framework of Reference for Languages (CEF; ヨーロッパ言語共通参照枠) と呼ばれる、外国語学習者の習得情報を示すガイドラインがあります。外国語の資格を取得している場合は、Wikipediaのページの「各言語の資格との比較」を参考に、ご自身のレベルを判定すると良いでしょう。

  • A (A1, A2) の場合: basic (初級)、beginner (初心者)
  • B (B1, B2) の場合: intermediate (中級)、conversational (日常会話)
  • C (C1, C2) の場合: fluent (流暢)、proficient (堪能)

 

もしも、英語で会話は流暢にできるけれど、読み書きは普通というような場合には、

English - proficient in spoken, intermediate in writing and reading

のように書くと良いでしょう。

 

一般的に、言語レベルを「盛って」書く人が多いのは懸念点です。ここで話を「盛って」いると思われてしまうと、履歴書全体の信頼度が下がってしまうので、注意してください。

 

資格

応募している案件に関連した資格を記載しましょう。趣味やボランティア活動を通して取得した資格がある場合で、それがアピール・ポイントになると考えられる場合は、仕事以外で取得した資格も記載します。

 

ただ、資格は「数」ではなく「質」が大事です。限られた履歴書のスペースですから、本当に意味のある資格を選んで載せましょう。アピールできる資格がない場合は、資格については一切記載せず、趣味やボランティア活動の情報を充実させます。

 

 

そして、趣味、ボランティア活動などは、使用可能言語や資格以上に、採用担当者が覚えていることが多いものです。次回は、これらの項目を、採用担当者の記憶に残るように書く方法をお伝えします。