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YESを勝ち取る伝え方

ベルギー在住のコンサルタントが伝授する世界で使えるコミュニケーションの秘訣

採用担当者の裏の楽しみ?「らしさ」のある履歴書

英文履歴書

履歴書の中で、採用担当者がよく覚えている情報は、応募者の趣味やボランティア活動であることが多いようです。採用担当者の中には、趣味欄を密かな楽しみにしている人がいます。かくいう私もその一人。なぜなら、趣味欄には、履歴書の中で最もその人らしさが現れるからです。だからといって、どんな趣味でも書けばいいというものではありません。採用担当者が「おっ!」と思うような内容にするための方法を、今回はお伝えしていきましょう。

 

私は趣味欄に「旅行」と書いています。旅行が好きだと書く人はたくさんいるので、これでは「ふーん」と思われて終わりですね。でも、実は続きがあります。「訪問国数: 60」と書いているので、面接へ行くと必ずと言っていいほど、面接官に「本当に旅行が好きなんですね」とか「どこの国が一番好きですか」などと聞かれます。

 

また、書き方にも工夫が必要です。私の履歴書に実際に使っている文言は、「Curious travel fanatic (visited 60 countries)」です。つまり、「好奇心旺盛な旅行愛好者(訪問国数60)」という意味です。ただ「趣味: 旅行」と書くよりも、訪れた土地で、初めて見るものや触れるものに目を輝かせている私の姿がイメージできませんか?

 

このように、「趣味: 旅行」と言っても、人それぞれ旅のスタイルは違うので、自分の旅のスタイルをアピールすると、採用担当者の興味度が上がります。特に、何にどのくらいのめり込んでいるのかが、分かるような記載が好ましいでしょう。

  • 趣味: ツーリング旅行(北海道、九州と四国の全県制覇、現在東北地方に挑戦中)
  • 趣味: 海外料理修行の旅(ベトナムとイタリアの家庭料理をマスター)
  • 趣味: 南米の世界遺産巡り(11カ国中7カ国達成)

などなど、どれも与える印象が違いますね。旅行以外の趣味でも同じように、一番自分らしい表現を考えて、載せましょう。

 

チームスポーツ、バンドやオーケストラ活動、ボランティア活動をしている場合は、リーダーシップやチームワークのスキルをアピールできるチャンスでもあります。特に、学生や就職して日が浅い方、部下のいない方で、これらの活動の中で大きな成果を上げている方は、その成果について記載することで、スキルをアピールできます。

 

会員情報についても同じことが言えます。例えば、商工会議所のメンバーはお金を払えば誰でもなれますが、商工会議所の分科会リーダーは、選ばれなければなれません。ですから、そういった選ばれた役職を持っている人は、会員情報を記載すると良いでしょう。

 

繰り返しになりますが、履歴書に書く情報は「盛って」書いてはいけません。ですが、淡々と事実を並べるだけでなく、少し書き方を工夫することで、採用担当者の記憶に残る履歴書になります。趣味・ボランティア活動欄は、時間をかけてじっくり考えてみてくださいね。