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YESを勝ち取る伝え方

ベルギー在住のコンサルタントが伝授する世界で使えるコミュニケーションの秘訣

カバーレターは You → Me → We の3部構成で (1)

英文履歴書

応募書類として、英文履歴書と一緒に提出されるカバーレター(cover letter)ですが、「カバーレターは一切読まない」という採用担当者がたくさんいるのも事実です。もし応募しようとしている案件に対して、あなたの履歴書の内容で、絶対に面接に呼ばれるという自信があるなら、カバーレターにはあまり時間をかけなくてもいいでしょう。

 

一方で、求められているスキルや経験と、保有しているスキルや経験に差がある場合や、異業種や異職種へ転職を希望する場合、履歴書だけでは説明しきれない志望動機を説明する手段として、カバーレターが存在すると考え、一切手を抜かずに作成します。 

 

 カバーレターは、志望動機書(motivational letter)と呼ばれるように、なぜこの案件に応募したのかということを説明するために、採用担当者に宛てた「個人的な」手紙のように書きます。ですから、応募する会社が違えば、カバーレターの内容も大きく変わります。

 

カバーレターは20行程度の分量で、必ず1ページにまとめます。採用担当者には、じっくりカバーレターを読み込む時間はありませんので、端的で簡潔に書くことを心がけてください。

 

私がお勧めするカバーレターの形式は、「You → Me → We」の3部構成です。

 

書き出しは、You。応募する業界・会社・職種について、あなたがなぜその業界・会社の仕事に就きたいのかを書きます。特に、異業種からの転職を希望する場合は、なぜ今とは違う業界に興味があるのかを明確にしましょう。また、その業界の中にはたくさんの企業がありますが、どうして応募先の会社を選んだのかも、具体的に書きましょう。

 

ここでは、あなたでしか語れない個人的な熱い想いを、しっかりと語ってください。ですから、「業界売上1位の御社を志望します」よりも、「私が高校を卒業した年、父が長期入院しました。御社の保険に入っていたおかげで、私たち家族はお金の心配をすることなく、父はゆっくり療養でき、私は大学に進学できました。両親に保険の大切さを教えてくださった方のように、私も将来に備える大切さを伝える仕事に就きたいと思ってきました」の方が、説得力があります。

 

個人的な想いは、子どもの頃の思い出である必要はありません。応募する会社の事業や商品について、あなたが読んだり聞いたりしたことで、感銘を受けたことはありませんか?なぜこの業界・会社の仕事でなければいけないのかを、自分のことばで書いてください。Youの部分は、最大5行までにまとめます。

 

次回は、MeとWeの書き方をお伝えします。